よく眠ることは、明晰夢を見やすくするのに役立つ以外にも、頭の回転をよくしたり、身体を健康に保つために不可欠です。ここでは深い眠りに入って、しっかり疲れをとるために最も重要だと思われるアドバイスをご紹介します。
1 十分な時間を確保する
人が必要とする睡眠時間は人それぞれですが平均して一日7時間半〜8時間半です。
もし毎朝目覚まし時計の音で目が覚め、思いから間をズルズルと布団から出しているのだとしたら、恐らく睡眠時間が足りておらず、睡眠遮断になっています。
可能であれば12時前には布団に入り、自分に必要な分の睡眠を取らせるチャンスを与えることが大切です。
2 毎晩同じ時間帯に布団に入る
よく眠るためには、平日も週末も毎日同じ時間帯に布団に入るよに心がけるのも効果的です。そうすれば身体が生活リズムを覚えます。
光の遮断性が低いカーテンを部屋につけておくと、毎朝太陽の光が差し込み、それで目を覚ますことができ、自然と概日リズムに合わせることができます。
3 夜は刺激的なものを避ける
コーヒー、紅茶、チョコレート、炭酸飲料はどれもカフェインを含んでいるものが多く、身体と脳を数時間にわたって活性化します。
これが深いノンレム睡眠が取れない原因となります。
自分がどれだけカフェインを摂取しているのかを把握するように日頃から意識するようにすれば、良く眠るにはどうすればいいのかがよくわかるようになります。
4 寝る直前は明るいライトを避ける
寝る前に明るい光に晒されることは人間にとって不自然なことです。
明るい光を見ると脳は昼だと勘違いして概日リズムとぶつかり合います。
もし寝る前に読書をしなければならないという人は、15W程度の暗めのライトを使うことをオススメします。
5 寝る前に食べ過ぎない
食べ過ぎは、体内の消化システムを強制的に活性化させ、よく眠るために身体をリラックスさせることができません。
更に、満腹状態で横になると、呑酸になる可能性も高く、悪夢を見やすくなります。
6 ベットタイムルーティンを決める
毎日寝る前に同じことをするようにルーティンを作ると、身体と脳がそれに反応して自動的に眠る準備を始めます。
但し、リラックスできるようなルーティンするこもが大切です。ネットサーフィンをして脳に刺激を与え続け、疲れて眠くなるのを待つというのは違います。
布団に入る一時間くらい前に、ちょっとしたおやつを食べるという感じがいいです。
ハーブティーを一杯飲んでリラックスするのもいいかもしれません。
でも寝る前には必ずトイレに行って、夜中に尿意で目が覚めてしまわないようにしましょう。
7 寝室を涼しく保つ
人それぞれ眠るときの理想の温度がありますので、部屋が暑すぎたり寒すぎたりしないようにしましょう。
冬は十分な厚着をして布団に入り、夏は掛け布団を薄めのものに変えましょう。
暖かいよりかは、若干涼しいほうが、掛け布団などで調整がしやすいので理想的です。
8 30分以上粘らない
何かしらの理由で寝ようとしても眠れず、30分間以上布団の中で寝返りを打っている状態が続くのであれば、思い切って布団からでて何かをしたほうが良いです。
そうするといずれ眠気がきて布団に戻りたくなります。
9 眠れないことを気にし過ぎない
眠れないということを布団の中で悩むことは避けましょう。
恐らく脳は既にグルグル回ってるので、そこに寝れないというストレスを追加すると更に悪化します。
イソクロニックトーンを聴くと、頭の中の喋りこえが落ち着いて、瞑想に適した状態になるのでオススメです。その状態になったら、明晰夢を見たいという風に自分に言い聞かせると良いです。
10 睡眠中の挙動を聞いてみる
パートナーがいる人は、寝ている間に自分が鼾をかいたり、息を一時的に止めたり、寝言を言ったり、叫んだり、普通以上に身体を動かしたりしていないか聞いてみるのもいいです。
もしかすると、睡眠遮断や、睡眠時無呼吸症候群になっていて、深い眠りを妨げられているのかもしれません。
その可能性があると思ったら、病院にいきましょう。それでよく眠る方法が見つかるでしょう。