WBTBテクニックとは、Wake Back To Bed(ベッドに戻って覚醒する)の略で睡眠サイクル調整法の応用テクニックです。
通常の睡眠サイクル調整法との唯一の違いは、結果がすぐにでるというところです。

このテクニックは毎日実践しても、週末だけに実践するのでも問題ありませんが、やればやるだけ明晰夢を見やすくなります。

この方法で初めて明晰夢を見ることができたという人も大勢います。
しかも、その中には一時間以上の長い明晰夢も複数報告されています。
明晰夢を見たいのに、この方法を試さないのは大変もったいないので是非実践してみてください。

WBTB法の実践方法

ステップ1

いつも通り布団に入り、ピッタリ6時間の睡眠が取れるように目覚ましをセットします。

ステップ2

6時間後にアラームがなったら、目を覚まして完全に起きている状態にするために布団から出ます。
そして脳を活性化させるようなことを実行します。例えばこのサイトの記事を読むと明晰夢の事を考えていられるので、より効果的です。
必ず布団からでて、20〜60分間は起きておきます。

ステップ3

布団に戻ってリラックスします。どうも落ち着かないというときは、脳波誘導CDを聞くか、瞑想をするか、MILDテクニックを実践すると効果的です。体がリラックスしたら、想像力を使って、意識を夢の中に戻しましょう。そして、そのまま見たい明晰夢のプランを立てながら眠りにつけばOKです。

WBTB方が効果的な理由

なぜWBTBテクニックはこんなにも効果的なのでしょうか。

一つ目の理由は、本来ならレム睡眠で夢を見ているはずの時間に起きて脳を刺激するため、再びレム睡眠に戻ったときに夢の中で意識が覚醒しやすくなるからです。

そして二つ目の理由は、二度寝をするとすぐにレム睡眠に戻ることができるので、意識のある状態から突然レム睡眠に入ることによって、次々と夢を見続けることができるからです。

この二つの状態を合わせた結果、明晰夢に成功する確立が格段上がります。起きている時間が長ければ長いほど脳に意識が残りますので、特に初めてWBTBテクニックを試すときは最低でも20分間は起きているようにしてください。

通常の睡眠時間が6時間だという人は、眠りに着いて4時間後に目覚ましがなるように設定すれば良いでしょう。
要は、通常のレム睡眠を遅らせることが目的だと覚えておいてください。二度寝をしたときにすぐにレム睡眠に戻ることができればそれで成功です。

WBTB法はいつでも実践することができるので、プレッシャーのない週末などに試してみるといいでしょう。
この方法なら、たった数日間で明晰夢をマスターすることさえ可能です。

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